アトピーと食事について、特に注意する点などご助言をお願いします。
1年前に急に上半身にヒドいアトピーを発症。
同時にがりがりに痩せてしまい、なかなか太りません。
食事をメインに完治を目指しています。
アトピーの激しい炎症はなくなりましたが、
ある程度の回復で良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
全体的に顔が真っ赤になって痒い日が多く、
夜になると腕の内側と肩が痒く、時々ただれます。
当然ですが、おなかの調子が悪いときは比例して症状が悪化してしまいます。
胃腸の調子はいまだに不安定です。
食事は基本は一日二食でお肉類は食べません。
野菜中心で、タンパク質は豆類が多く、魚を食べるのは3日に一度くらいです。
顔の赤みが退かないことや、胃腸がなかなか治らず、一進一退を繰り返すのは、
2、3日に一度くらいですがパンを食べるせいでしょうか?
クルミなどのナッツ類やドライフルーツの入ったライ麦パンを特に食べたくなり、
バターやチーズを使うことも多いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ガリガリに痩せてしまった1年前の食事情報があるとわかりやすいのですが。
痩せてしまった食事、胃腸が整わないのは、ビタミン不足なども考えられます。(この場合、肉を一切やめるのは、逆効果だったり、他の栄養をしっかり考える必要があります)
症状の度合いによってパンが悪い訳ではありません。
日頃、オリーブオイルを沢山使っているのなら、ナッツ類も含めて油脂類過剰になってしまっていると思います。
またパンを間食に用いているなら、糖質過剰になっているかもしれませんし、パンと他のおかずの分量やバランスも重要になります。
腕の内側や肩などの症状からエネルギーになるもの(ご飯、小麦、糖分、油:ナッツ)などの割合が多くはないでしょうか?
魚を食べない分、海藻など沢山取り入れていますでしょうか?
魚が少ないとEPA、DHAが欠乏していると思いますよ。
アトピーの人で、ご飯、豆類、野菜に偏ると、リノール酸や炭水化物(糖質)に偏ってしまう傾向があります。
栄養を4群法、必須脂肪酸別、栄養別(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル)など、多方面から考えた時に偏った物があると、アトピーは改善されません。
「〇〇はダメ」「△△は大丈夫」ではなく、〇〇も△△も過剰にも不足にもならないことが大切です。
今の情報では、ライ麦パンがいいとも悪いとも言えません。
食事が、かなり偏っているように見受けられますが・・・
これでは、胃腸の調子が悪くなっても仕方ないでしょう・・・
特に、タンパク質・脂肪の取り方が、偏ってるように思います。
「タンパク質がアレルゲンのもとになる」という意見もありますが、一方で、タンパク質は皮膚を再生するのに必要な物質です。不足すると、治る皮膚も治りません。
アレルゲン検査で明らかに異常が出たのであれば、その食べ物は制限するべきでしょうが、そうでなければ、基本的には特定の食べ物にこだわらない方がいいですよ。
大変とは思いますが、できるだけ自炊で作るようにして(出来合いのものを買わない)いろんなものを少しずつバランス良く食べることが、治す近道ではないかと思います。
なお、豆類は実際に「アレルゲン」として除去食を余儀なくされる患者さんがおられるので、豆類の取りすぎはアトピーにはマイナスかもしれません。
パンが本当に悪いなら、パンを食べた後に症状が悪化するはずです。(おそらく違うのでは、と思いますが・・・)
食事の内容と、皮膚の症状を日記にしてみてはいかがでしょうか?
客観的に記録として残し、そして集計すると、アトピーが悪化する原因が分かるかもしれません・・・「本当に食べ物が原因なのか?」ということも含めて。
ステロイドとか、プロトピックを使っていないので有れば、簡単に良くなります。
胃腸の調子も、痩せすぎも良くなります。「リバウンドなし脱ステ」の勉強をすれば良くなって行くメカニズムが分かります。
要点は、1、環境ホルモンを食べない、排せつを多くする。2、食べ物の勉強、特に油の勉強。3、自律神経を正常化する努力。などです。
「リバウンドなし脱ステ」の勉強をすれば良く解ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿