猫の尿結石について教えてください。尿結石とはどう言う病気でどのような症状がでるのでしょうか?その他関係のある病気など。
それと尿結石になりにくい対処法もお願いします。
よろしくお願いしまo(^-^)o
尿石症になりやすい要因は、飲水量の減少、ミネラルバランスの不均衡、ビタミン不足、餌の種類、尿のph、肥満、陰茎・膣からの感染、体の抵抗力の低下などが考えれられます。
これらは単独ではなく、いくつかが合わさって出てくることも多いです。
冬場は特に飲水量 が減り、尿の濃度が濃くなると思われます。
尿は腎臓で作られ、腎臓から尿管、膀胱、尿道のゴミを洗い流す作用もあります。
尿が濃くなると、全体的に尿の量 が減って、極端に言えばドロドロ状態で流れるので、綺麗に洗い流す機能が完全に果たせなくなってしまい、結果的に感染しやすくなってしまいます。
また、ドライフードのみの猫は、缶詰めタイプの餌を食べている猫に比べ、水分摂取量が少ないとも言われますが、 反対にドライフードは喉が乾くので、かえって水を飲むという意見もあり、マチマチです。
尿結石の成分はマグネシウムやリン、カルシウムなどのミネラルで、 このバランスが崩れると、結石(結晶)ができやすくなると言われています。
ミネラルを多く摂るとか制限するのではなく、バランスが大事なようです。
ビタミンAやビタミンB6など、粘膜を新しくしたり状態を保つ作用のあるビタミンの不足は、 粘膜の強度を弱くしたりはがれやすくしたりするため、尿結石の核(芯)になりやすいと言われています。
また、ビタミンCは摂りすぎるとシュウ酸塩(結石の原因の1つ)の尿中の濃度を上げるため、 尿石症を悪化させるという説もありますが、必ずしもシュウ酸塩の濃度が上がるというわけではないようです。
一般に、市販量販フードは、尿結石の成分となると言われているトウモロコシや大豆で作られています。
トウモロコシや大豆は安価であるため、市販のフードは安いわけですが、猫は偏性肉食性ですし、 特に尿石症の猫には肉主体のものがいいという意見があります。
もともと犬や猫の祖先は狩りをして、 草食動物の内臓から骨まで丸ごと食べて、草食動物や雑食動物がビタミンや繊維を上手に分解し、 吸収しやすくされたもの、あるいは吸収されたものを頂戴していたわけです。
そういった意味では健康のためにと野菜を入れても、 ただ肥満防止のため「満腹感をだす」あるいは「便の出をよくする」ぐらいしか役に立たないと言っても過言ではないと思います。
しかも、野菜食は尿のphをアルカリ性にし、ストルバイト結石という、 最もポピュラーな尿石ができやすい環境になってしまいます。
尿のpHで結石が溶けたり析出したりします。
化学の授業を覚えている人は、なんとなく想像がつくかもしれません。
酸性の物質はアルカリ性で溶けてなくなりますが、同じ酸性の液体の中では溶けることができません。
犬猫で最も多いストルバイト結石は、正しくはリン酸アンモニウムマグネシウムと言い、アルカリ性で析出します。
尿のpHは草食動物ではアルカリ性、肉食動物では酸性に傾いているのが普通ですが、猫は一般には弱酸性~中性です。
猫では比較的少ないと思われますが、 膀胱などに感染があると感染している菌により尿phがアルカリ性になってしまいます。
また、肥満の猫は尿石症になりやすいようです。
逆に尿石症で特に尿石が尿道につまってしまい、オシッコがでなくなって来院した猫は、 ほとんどが室内飼いで太っているといっても過言ではないかもしれません。
肥満によって尿道が狭くなるとか、運動量が減って膀胱内の浄化作用がうまくいかないだとか、色々な説があります。
普通 、ちょっとした感染ぐらいでは人間も含めて動物の体はビクともしません。
けれど、 膀胱の粘膜がちょっと傷ついていたり、栄養不足で粘膜の状態がベストでなかったりした場合に、 普段の感染防御機構が崩れてしまい、膀胱炎になってしまうことがあります。
膀胱粘膜の炎症により、はがれた粘膜が尿結石の核(芯)になりやすいのです。
また、感染した菌が尿のphを変化させるので、ある種の尿結石ができやすい状態になります。
犬では圧倒的に感染による尿石症が多いのにくらべ、猫では体質や肥満など他の原因の方が多い傾向にあります。
このようなことがいくつか組み合わさって尿石症になると思われますので、体質と区切るよりも、いくつかの要因が総合した結果という方が適するように思います。
尿石症にならないような配慮としては、食事面では各ミネラル成分やイオンバランスを調整されたフードを考えてみるという対策はあります。
こういったものです。
http://www.royalcanin-v.jp/cat/vets_phcare.php
このフードは尿石症になる以前に与えるものであり、もしなった場合にはこのフードでは対応が追いつかないので、尿石症の処方食を考えていく必要が出てきます。
その処方食もいくつかのメーカーから出ています。
あとは水分摂取量が少なくならないような対応、トイレに行きやすい環境作りということも、事前に考えてあげられればいいとは思います。
かなり流行ってますよね。
家の猫ちゃんもそうでした。
症状としてはトイレに行っても何も出ない、ので
苦しみながら泣き出す、を繰り返します。
トイレにおしっこしていないのですぐにわかりますよ。
そのうち溜まりすぎると(おしっこが)トイレに行かず
その辺でおしっこする動作になります。
でも出ません。
石が尿道に詰まってる状態です。
オスの子の方がなりやすいです。
(尿道が細くて長いため)
市販のキャットフードの中に
石ができやすい成分が入っているので
動物病院の餌に変える必要があります。
今は石を溶かす缶詰も売っているらしいので
そういうものをたまにあげるといいみたいです。
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